ACROは2026年5月15日、「THREE(スリー)」から主力のクレンジングオイルを含む洗浄カテゴリーを刷新し、洗浄ライン「バランシングクリア」(全4品、4180~5060円)を発売する。09年のブランド誕生と同時に展開したクレンジングオイルは5代目となる進化版で、発売以来の人気アイテムを現代仕様にアップデートした。洗浄ケアを「落とす=整える」と再定義し、精油科学に基づくアプローチで現代の肌ストレスに対応する。

佐井賢太郎THREEホリスティック リサーチセンター センター長

同ブランドは、脳に0.2秒で届くといわれる精油の香りのポテンシャルを引き出す精油科学を重要視する。今回のリニューアルの核となるのは、22年から本格化した国産精油の活用と精油研究だ。肌の生まれ変わる力に着目し、国内の農園で栽培したローズマリーとベルガモットの精油を新たに加え、既存のフランキンセンスとマジョラムの4種の精油を共通成分として配合した。「香りは嗜好性を目的としたものではなく、心・体・肌への効果を起点にした。深呼吸を促す体験価値まで含めて商品設計に組み込んでいます」とTHREEホリスティック リサーチセンターの佐井賢太郎センター長は語る。

ローズマリーの栽培から抽出までの様子

また、医療分野の創傷管理の知見を応用し、「バイオフィルム」(メイク汚れや皮脂などに集まる悪玉菌由来のダメージを指す)に着目した。バイオフィルムが肌トラブルの一因になるとの考えに基づき、新ラインではシナモン、クローブ、オレガノの精油を組み合わせたスパイス精油ブレンドを採用し、バイオフィルム形成の抑制を図る。

「バランシング クリア」ライン

ラインアップの一つで、中核となる「THREE バランシング クリア クレンジング オイル」(185㍉㍑・5060円、レフィル180㍉㍑・4620円)は、自然由来指数93%・美容液成分91%の処方とし、植物オイルとスパイス精油を組み合わせた独自処方を採用。「溶かす・浮かせる・包み込む」の3段階でバイオフィルムを除去する。「同 ポイントメイクアップ リムーバー」(90㍉㍑・4180円)は、自然由来指数90%。ローズマリー精油と芳香蒸留水の2層式リムーバーで、メイクオフとトリートメントを同時にかなえる。

洗顔料「同 クリーミー ウォッシュ」(100㌘・4400円)は、ゼラニウム芳香蒸留水とアミノ酸セラミドを配合し、くすみ毛穴をケアする。自然由来指数は91%。「同 ジェリー ウォッシュ」(100㌘・4400円)は、ペパーミント芳香蒸留水とアラントインでごわつき毛穴をケアしながら、肌あれも防ぎ整える。

歴代の「クレンジング オイル」

同社は、肌には自ら汚れを落とす機能が備わっていない点を踏まえ、洗浄ケアをスキンケアの起点と位置付ける。精油科学と国産原料の融合により、肌が持つ本来の力を引き出す土台づくりを強化し、ホリスティックケアの価値提案を一層高めていく。