THREEは3月16日、シートマスクをはじめとするホリスティックケア新商品を発売するのに伴い、オンライン発表会を開催した。
まず、「バランシング」ラインから、エコサートのCOSMOS認証を得たアイテム2種を発売。その第一弾として3月26日に、セルフケアを通して肌を本来あるべき姿へと導く、日本の温泉から着想を得た「スパ発想」のシートマスク「THREE BALANCING SPA SHEET MASK(スリーバランシングスパシートマスク)」(16ミリリットル×6枚・7480円)をリリースする。
同商品は、マスク中もスパにいるような心地の良さを実現できるようこだわりを詰め込んだアイテムで、発表会で商品紹介を担当した金本氏は「最高傑作とも言える商品に仕上がっている」と自信を語った。商品特徴は、速効効果実感ができるたっぷりの導入美容液、マスク中のストレスがなく満足性の高い使用感、シートの質の高さの3点だ。
使用すると独自にブレンドした精油の芳香により、心身の緊張がほぐれていくような感覚を味わうことができる。感性に訴えかけるその心地よさとともに、後肌への効果も十分だ。原料には炭酸水素温泉水として、「美肌の湯」ともいわれる和歌山県文殊温泉水を使用しているほか、マッシュルームエキスが熱ストレスによる炎症を緩和し、痛みの受容体をブロックし肌を落ち着かせる。また、イオドバクターエキスは過労した肌に活力を与えるため、睡眠不足や疲労した肌にも即座に実感を得ることができる。さまざまなオイルとチャ花エキスを配合しており、しっかりとした保湿感もかなえる。
シートには日本発の技術である「ミラクルコットン」を使用。シート表面の毛羽立ちを防ぐために、接着剤ではなく水の力を使用。肌に優しいだけでなく、生分解性に優れているため、廃棄の際に環境負荷が軽減できる。
THREEでは、効果的なマスクの使用頻度を検証。週に2~3回という定期的な使用で効果を発揮するのは、荒れ肌や敏感肌などの状態。逆に、連日使用の集中ケアで力を発揮するのは、角質が不安定な状態や、張り弾力が不足している肌であることを明らかにした。
第二弾商品は、5月14日に発売する「THREE BALANCING CLEANSING OIL GEL(バランシングクレンジングオイルジェル)」(100グラム・4620円)。
オイルベースのジェル状クレンジングで、微細な汚染物質から慢性的な汚れまで天然素材で落とすことにこだわっている。ホリスティックケアのコンセプト原料でもあるティーシードオイルに加え、アブラナ種子油、アマナズナ種子油などからなるブレンドオイル、天然のホワイトクレイ、アルガン種子の殻から得た天然スクラブを配合。泡立たずに肌にぴったりと密着し、気持ちもすっきりするようなここちのよいクレンジングに仕上がっている。
「環境因子は見えないほどに小さくなっている。そのため汚染に気付かない。その事実に向き合い、メイク汚れや毛穴汚れだけでなく、見えない汚れを落として清潔を作るという時代に合ったクレンジングを開発した」(金本氏)
クレンジング成分以外にも、スキンケア成分を配合。皮膚の回復、ニキビの回復に役立つラバンディン油をはじめ、アルジュナエキス、サボテン花エキスなどを配合。毛穴をきゅっと引き締め、キメの整ったリフトアップされた印象へと導く。
その他、5月14日には手指専用ローション「THREE REFRESH HAND LOTION(THREEリフレッシュハンドローション)」を発売。昨年以来、業界問わずさまざまなメーカーから発売されている消毒商材だが、今回この時期になって同商品が発売された背景は独特だ。同社では店頭活動において、感染拡大防止のためにオリジナルのローションを使用していた。店頭のスタッフは一日何度も使うにも関わらず肌荒れがない、という質の高さから、発売を希望する声も多かった。そこで、業務用のオリジナルハンドローションを進化させて、リフレッシュハンドローションとして販売するに至ったという。肌にも環境にも優しく手を守る商品で、オーガニック発酵エタノールを主として、天然由来成分99%配合。珍しい国内の有機栽培レモン果実エキスなどを配合している。
6月6日には、「THREEリズムレゾナンスナンコウバイ&シードオイル2021」(180粒・6600円)を発売。毎年恒例の梅の日に発売するサプリメントで、日本の伝統的な健康食「梅肉エキス」に加え、亜麻仁油、オリーブオイルなどを加えた、クエン酸、ミネラル分などが豊富だ。
発表会では、製品の紹介だけでなく、九州大学の清水邦義准教授をゲストに、「とりまく環境変化によって洗うべきモノと洗い方について」をテーマとしたセミナーも実施。環境変化によって環境汚染物質があふれており、特に先進国の中でプラスチックが多いと言われる日本の中でどう対応すべきかについて講演を行った。
清水准教授は、その対応について「まずは洗浄。そしてみずからの抵抗力、免疫力を上げること」と説明。その中で、THREEの新商品がどのような効果を発揮したか、さまざまな実証結果とともに紹介した。
清水教授は「世代を超えてなおそこに在るもの。自然素材の良さを解明し、スリー商品はまさにそのテクノロジーを卓越した技術で実現している。これからも本質的な、昔から在るモノを上手に生かした商品開発を期待しています」と同社への期待で締めくくった。