ミルボンはスタイリングブランド「nigelle(ニゼル)」の新商品発売にあたり、3月3日、東京・恵比寿のザ・ガーデンホールにて「セルフブランディング&半歩先行くフィニッシュワークセミナー」を開催した。
セミナーではまず、COAの青木大地社長が登壇。COAの成長戦略を「ブランド価値最大化」「多角的収益モデル」「資本戦略と現場還元」「プレミアム立地戦略」「技術の知財化・世界発信」「人材パイプライン」の六つの柱で紹介した。特に特徴的なのが、チームとして成果を生み出すための組織づくりで、美容師個人の価値発信や教育体制の在り方など、これからのサロン経営に関わるテーマについて語った。
続いて、同社の小西恭平社長が登壇し、現場に立ち続ける立場から青木社長の語る組織体制の魅力を語るとともに、トレンドヘアデザインの変遷と今後求められる質感表現とヘアスプレーの重要性について解説した。
近年はSNSを通じてAI加工やフィルターを用いた画像が日常的に共有されるようになり、生活者が求めるヘアスタイルの「見え方」や質感に対する意識も変化している。画面越しに見るようなツヤ感や洗練されたヘアスタイルへの憧れが高まる中、サロンにおいてもそのイメージに近づける質感表現が求められているという。
こうした背景を踏まえ、ミルボンはスタイリングブランド「ニゼル」から約12年ぶりとなる新商品として、スタイリングスプレー「ミラー フィルター」「エアリー フィルター」「ストップ フィルター」の3品を発売する。発売日は2026年3月12日で、全国の理美容室向けに展開する。
今回の新製品は、スプレーするだけで“加工フィルター級”のツヤ感を表現しながら、軽やかな動きやスタイルキープを実現する点が特徴。髪一本一本をコーティングする「グロッシーアレイングポリマー」を配合し、均一なツヤと自由な動きを両立する。さらに、紫外線による毛髪内部のダメージを抑える成分や、フルーティシトラスムスクを基調とした香り設計を採用するなど、質感だけでなく日常的な使い心地にも配慮した処方となっている。
ラインアップは3種類。髪全体に輝くツヤを与えるケアスプレー「ミラー フィルター」、柔らかな動きを保つソフトキープタイプの「エアリー フィルター」、フォルムをしっかり固定するハードタイプの「ストップ フィルター」で、いずれも容量180グラム、2420円。セット力の異なる3タイプをそろえることで、サロンワークにおける多様な質感表現に対応する。
会場ではモデルを用いてレイヤーカットからフィニッシュワークまでのデモンストレーションも行われ、スタイリングスプレーを活用した質感コントロールや毛流れの作り方など、小西社長からサロン現場で活用できるテクニックが多数披露され、参加者にとって実りの多いセミナーとなった。

























