優れた使用感で習慣化をけん引
コーセーの主力ブランド「雪肌精」は、サンケアの再定義に挑む。紫外線対策は、本来、肌を守るための行為である。しかし現実には、多くの生活者にとって日焼け止めは「重い」「きしむ」「我慢して使うもの」として受け止められてきた。紫外線からは守れるが、使うことで日常の快適さを削ってしまう――。サンケアは長らく、そんな矛盾を抱えたカテゴリーでもあった。特に近年、紫外線環境は一段と過酷さを増している。猛暑日の常態化、屋外移動時間の増加、生活リズムの変化。短時間の通勤や買い物であっても、強い日差しの下では「なんとなく疲れる」と感じる場面が増えている。2026年の「雪肌精」は紫外線防止と疲労感の関係に着目し、紫外線防止を、特別な対策ではなく、日々の生活に自然に溶け込むケアに導く。これまでの常識から発想転換によってブランド成長を目指す考えなのだ。
雪肌精のサンケアは足元で前年比106%超と好調に推移し、ブランド成長をけん引する重要カテゴリーに成長している。なかでも、23年1月から大谷翔平選手を起用したコミュニケーションを契機に、ブランドおよびサンケアカテゴリーの認知は大きく拡大。25年度の雪肌精サンケアは、22年度比で約2.8倍へと成長した。「サンケアがスキンケア未接触層との新たなタッチポイントとして機能していることで、ブランド全体のユーザー裾野拡大に寄与している」(同社コーポレートコミュニケーション部)。日焼け止めという入口から雪肌精に触れ、そこからスキンケアへと関係性が広がっていく。その循環がブランドの成長を下支えしているという。
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