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ブランド戦略を長期継続する力を養う

薬用雪肌精は、コーセーを象徴する化粧水の代名詞である。ブランド誕生から40年、累計販売数6700万本を誇るロングセラー商品だ。それを2024年3月1日に初めて刷新した。同社は丸善製薬と協業し、和漢植物の王様「甘草」を研究。その成果に基づいて「甘草由来有効成分(W-グリチルレチン酸ステアリル ※1)」に、既存の肌あれ防止に加え、新たに美白(※2)の効能の承認を取得。W効能を訴求する化粧水「薬用雪肌精 ブライトニング エッセンス ローション」(医薬部外品・1品目2品種・ノープリントプライス)として発売し、中価格帯スキンケア市場で攻勢に出る。

※1:グリチルレチン酸ステアリルSW
※2:メラニンの生成を抑え、しみ、そばかすを防ぐ

小林一俊社長は「新成分は雪肌精の化粧水の歴史を変える。100年続くロングセラーに育成する」と意気込むが、じつは業績拡大だけが目的ではない。薬用雪肌精の刷新は、ブランド価値を磨き続ける長期戦略の始まりでもある。それには組織が持つ全リソースを生かし、戦略を継続する力が必須。だから、従来の商品開発とは一線を画し、組織横断型のプロジェクトを立ち上げ、組織と人材の強化も同時並行で進めた。「100年続くロングセラーを育成する」という小林社長の言葉は、次代への種まきとも言える。

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