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テカリ消しゴムがバズワードに

花王のベースメイクブランド「Primavista(プリマヴィスタ)」が復活の狼煙を上げた。皮膚科学研究に基づく高い技術力がかなえる「簡単、キレイ、持続」の三拍子は、多様な顧客層から支持を獲得していたが、コロナ後のトレンド変化への対応に苦慮。それが4月12日発売の部分用化粧下地「ピンポイントセバムオフ スティック」、9月27日発売のクッションファンデーション「グロウカバー クッション」が大ヒットし、反転攻勢に成功した。増収率が2桁台に乗っただけでなく、各種ベスコスの上位に入り、成長加速の基盤が整ったと言える。「顧客インサイトに真摯に向き合い、マーケティング戦略を見直したことが功を奏した」と花王株式会社化粧品事業部門 プレミアムブランドビジネスグループSOFINA(SOFINA iP/Primavista/ALBLANC)の田村聡史ブランドマネジャーは破顔する。

花王化粧品事業部門 プレミアムブランド ビジネスグループ SOFINA
田村聡史 ブランドマネジャー

コロナ後のプリマヴィスタは難題を抱えることになった。ベースメイクに対する消費者ニーズは、ツヤ嗜好が台頭。敬遠されていた肌のテカリをツヤの一種として許容する消費者も現れた。さらに、かさつきを懸念する消費者が増え始め、使用感の良さをうたう商品に支持が集まり、各種ランキングの上位を占めるようになっている。

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