[PR]
一人でも多くの女性に正しい綺麗を――。この企業理念を実現するために、サティス製薬は、事業規模30億円以下のD2Cブランドの育成に特化している。最先端の皮膚科学を取り入れ、ブランドの独自性を生む製品開発はもちろん、コスト高が続く顧客獲得競争の解決策として潜在顧客との出会いをプロデュースする姿勢は、クライアントから厚く支持されている。D2Cブランドに寄り添うサティス製薬の独自戦略について、山崎智士氏に話を聞いた。

個人が望む化粧品を積極的に開発

――化粧品業界の現状をどう見ていますか。

山崎 無風に近い状態ではないでしょうか。海外の大手OEMが日本に参入したり、訪日客が増えたり、輸入化粧品のシェア拡大が進んだり、多種多様な事象は起きていますが、私たちが対応を迫られるほどのインパクトはありません。例えば、訪日客数は過去最大になっています。しかし、それをもって日本の化粧品市場が3600万人分の増加に達するかと言えばそうはなりません。微増程度です。海外を旅する日本人が日ごろ使っている化粧品を持っていくように、訪日客も自国から使い慣れた化粧品を持って来日していることがその理由です。また輸入化粧品が増え、市場競争が激しくなっていますが、その大部分がメイクアップ化粧品であるため、私たちスキンケアOEM(受託製造)の視点で見ると、製造個数は横ばいないし微減に過ぎない。それほどの逆風ではありません。ですから、国内市場は大きく変化していないと思っています。

この情報へのアクセスはメンバーに限定されています。ログインしてください。メンバー登録は下記リンクをクリックしてください。

ログイン