近年、化粧品のOEM業界で急成長を遂げているのがサティス製薬である。同社は1999年の創業以来、スタートアップ企業をメイン顧客に、スキンケア製品などの受託生産を手掛け業績を拡大している。インバウンド需要を追い風に、日本の化粧品産業が出超産業に転じ、OEM業界も好景気に沸く中、サティス製薬が同業他社と一線を画すのは、D2C(ダイレクト・トゥ・コンシューマー)市場の拡大の波を捉えて成長している点にあるだろう。商品開発から販売まで、すべてをネット上で展開することが可能となった今日、ゼロイチでブランドを立ち上げる事業者が増えている。そのような中、同社は従来のOEM企業の枠にとどまらず、ブランドづくりに必要なすべての機能を提供するプラットフォーマーとしても評価され、現在、D2Cで展開する600以上のブランドの開発を手掛けている。サティス製薬が提供するサポート機能とはどのようなものなのか、同社の山﨑智士社長に話をうかがった。

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