中野製薬は、「BEAUTY IS ART 2025」を2025年5月27日、東京ビッグサイト TFTホール500にて開催した。
「BEAUTY IS ART」とは先行き不透明な時代を生き残るために必要なスキルと感性を磨き、“美容師の可能性を最大化させる”ことを目指し、21年にスタート。今年で5回目の開催となる。
開会にあたり、あいさつに立った中野製薬の中野孝哉社長は、次のように語った。
「BEAUTY IS ARTは、これからの未来を担う美容師の皆さまに、今後必要になってくるであろうスキルや、技術・感性をぜひ磨いていただきたい、そういった思いを込めて作ったイベント。経済が混沌(こんとん)とし、実質賃金の低下や人手不足、少子高齢化とさまざまな社会問題が発生し、美容業界にも美容室のサロンが抱える三大課題である教育求人集客についても、今までにない新しいイノベーションを起こしていかなければならない時代がやってきていると感じています。そういった先行き不透明時代な中で、美容師のみなさまが夢を持って輝きづづけられる業界、持続可能な業界にしていくために、と考えて、今年は『ユメヲキザメ』をテーマに二つのコンテンツをお届けします。このBEAUTY IS ART 2025が皆さまにとって有意義な物でありますこと、そして美容業界の発展に少しでもつながることを祈っています」
「BEAUTY IS ART 2025」は、実践的なSNSマーケティングの知識を身につけ、ブランディングや集客力を強化するための「マネジメントセミナー」と、斬新なデザインとアイデアが際立ち、美容師としての感性が研ぎ澄まされる革新的な「ヘアショー」の二部構成で開催。
マネジメントセミナーでは、NEXTの副社長兼CMOのKUMA氏を講師とし、美容師に必要なマーケティングスキルを身につけ、SNSを集客やブランディングに応用する方法をリアルな成功体験とともに解説した。
ヘアショーのテーマは「DIFFERENT MATERIAL “異なる要素が境界線を超えて混じり合う表現”」。今年は、国内だけでなく、海外からクリエイティブの評価が高い台湾のサロンが初出演。職業としての美容師の魅力を日本国内だけにとどまらず、アジアに向けて発信すると同時に、台湾で活躍する美容師の感性を、ヘアショーを通じて日本の美容師へ届けることで、双方の固定観念にとらわれない「センス・技術・創造力」を高める考えだ。
演出は美容業界におけるオンライン教育プラットフォームのパイオニア「HAIRCAMP」の協力のもと、リアルとオンラインのハイブリッドにて更に進化したコンテンツを通じて新たな体験を世界の美容師に届けた。