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1月の終わり、全世界に衝撃が走った。中国の新興企業ディープシークが、低価格なのに、高い機能を持つ生成AIモデル「R1」を開発したことが明らかになり、時価総額世界一の半導体大手エヌビディアの株価が17%も急落したからだ。「R1」は日本語を含め、世界の主要な言語にほぼ対応している。ダウンロード数は150以上の国と地域で1位を占め、当然、日本でもトップに立った。

なぜ低価格なのか。既存の生成AIは、エヌビディアの高価な半導体を何万個、下手すると何十万個使って開発しているのだが、ディープシークは、僅か800ぐらいの、それもエヌビディアにすれば、前世代の半導体を使いながら開発したものだったからだ。

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