世界は多極化していく。習近平中国主席の訪仏に対し、フランス側が歓待したことで、明らかにその兆しが出てきた。

習主席は5月5日に訪仏した。空港で出迎えたのはアタル首相だった。ふつう、空港での出迎えは外務大臣だが、アタル首相が飛行機タラップの下で迎え、冒頭「ニーハオ」と中国語で挨拶した。「中国語お上手ですね」と、習主席は笑顔で(お世辞を込めて)応じたという。飛行機の下から建物に入るまで、すべて赤い絨毯が敷かれていて、習主席夫妻は、その上を歩いた。大歓迎のパフォーマンスだった。

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