マツキヨココカラ&カンパニーは、カラーズと共同開発したプライベートブランド「CONCRED(コンクレッド)」を2025年4月1日より発売する。これに先立ち、3月5日にマツキヨココカラ×カラーズ 新ブランド発表会を開催した。
「CONCRED(コンクレッド)」は「CONC(濃度)」と「RED(レッドゾーン)」を掛け合わせた造語で、これまでの常識を大きく超えた「濃度」にこだわり、確かな実感を追及するビューティーブランドだ。市場に多種多様な化粧品がひしめいていて何を選ぶべきか迷子になってしまう人に向けて、イメージを優先して多様な成分を少しずつ入れるのではなく、ハイパフォーマンスをかなえる成分に的を絞り、エビデンスに基づく高濃度配合を実現している。
キューティクルのケアや補修など、髪の外側へアプローチする手法が多かったこれまでのヘアケア。ここ数年で毛髪研究が進み髪の内部構造が解明されはじめたことで、CONCREDは効果的なヘアケア開発のため、ダメージ毛の内部状態を可視化し、流出したアミノ酸の種類に着目。ヘアダメージの種類によって流出するアミノ酸の種類・比率が違うことを特定した。シャンプー・トリートメントともに、流れ出てしまったアミノ酸を上回る量を配合することにより、失われたアミノ酸が補われ、髪を補修して髪の質感を整える。またアミノ酸の効果を高めるために、ニュートラル補修成分の配合、高濃度注入したアミノ酸を閉じ込めるといった工夫をしている。
香りは2シリーズ共通の「ラディアントブルームノート」。明るいピオニーとペアーで幕を開け、ハニーサックルとホワイトローズがエレガントに広がっていく、清潔感のあるきらめきのフローラルノート。凛とした意志を感じる香りで、ヘアケアの時間を幸せで包み込む。
デビューアイテムは、パーマ、カラーリング、ブリーチで激しくダメージを受けた髪用の「ハイダメージ メンテナンス」と紫外線やドライヤーでひどく乾燥し、パサつきやゴワつきが気になる髪用の「ハイモイスチャー メンテナンス」の2シリーズ。それぞれから、シャンプー(400ミリリットル・1980円、詰め替え用・350ミリリットル・1540円)、トリートメント(400グラム・1980円、詰め替え用・350グラム・1540円)、シャンプー&トリートメント1DAY(10ミリリットル+10グラム・143円)を全国のマツモトキヨシグループ、ココカラファイングループの店舗(一部店舗を除く)と自社オンラインストアで発売する。
同会では、まずマツキヨココカラ&カンパニーの松本貴志専務が登壇。過去から現在に至るまでのマツキヨココカラ&カンパニーの歩み、プライベートブランドへの思いについて語った。
「マツキヨココカラにしかできないことを実行して、日本の美容を応援していきたい。『マツキヨプライド』をかけて開発した新ブランドで、ドラッグストアPBの常識を変える自信がある」(松本専務)
続いて、カラーズの橋本宗樹代表取締役が登壇。
「日本の美容、『J-Beauty』は独自性と高い技術が保証されていることが重要。今回の新ブランドでJ-Beautyに一石を投じ、新時代を切り開いていく。今回は第1作であり、これから立て続けに投入する予定だ」と新ブランドへの思いなどを語った。
会場には商品を展示したフォトスポット、香りなどを試せるタッチ&トライのブースが設けられた。