マツキヨココカラ&カンパニーは、マンダムと共同開発したプライベートブランド「KNOWLEDGE」(全9品、スキンケア5品、ヘアケア4品)を4月1日より発売する。これに先立ち、2月26日にはマツキヨココカラ×マンダム 新メンズコスメブランド発表会を開催した。

KNOWLEDGEは、マンダムが長年培ってきた男性肌研究に基づく技術力と、マツキヨココカラグループの1億4000万を超える顧客接点より得られる購買データから、商品DNAや顧客の意識スコア等を活用した高度な分析力を掛け合わせ開発されたスキンケア・ヘアケアブランドだ。ダメージや加齢に正面から向き合える肌に導き、いつもの自分らしさを保つためのセルフチューニングをサポートする、がコンセプト。チューニングをイメージし、目盛りを合わせるようなデザインを採用したスタイリッシュなボトルも特徴的だ。

スキンケアシリーズの浸透ローション、浸透ミルク、スカルプエッセンスには、マンダムの長年の研究成果であるセラミド等の美容成分を配合した「セラミドバイセル」を使用。「セラミドバイセル」は、毛穴の約1/10,000の大きさのミルフィーユのような構造の中に3種のうるおい成分をたっぷり含んだ極小サイズのカプセルで、失われがちな肌が本来持つ保湿成分や美容保湿成分を角層まで送り届けると同時に肌のバリア機能をサポートし、肌の水分・油分バランスを整え、ダメージや加齢に正面から向き合える健やかな肌へ導く。

同会においては、まずマツキヨココカラ&カンパニー の松本貴志専務が登壇。新プライベートブランドの発表とその狙い、プライベートブランド戦略における立ち位置を説明した。続いて、MCCマネジメント商品開発部の早川龍二主事、マンダムブランドマーケティング 一部市川雄一氏が、それぞれ共同開発の背景および商品について紹介。男性肌に関する研究実績や新商品の機能性について説明した。

「KNOWLEDGEでは、頑張りすぎず、遊び心と余裕を持った理想的なメンテナンス方法を求めている20代、30代の男性をターゲットに商品開発をしました。弊社が持つアセットを最大限活用することで、まだまだ男性にとって習慣化されていない美容行動を習慣化し、多くの男性が美しくなる未来の常識を作り出していきたい」(松本専務)

その後、俳優の白洲迅、お笑い芸人トリオのぱーてぃーちゃんをゲストに、トークセッションを実施。そろいの白衣姿と眼鏡でブランド名を意識しながら、スキンケアに関するクイズなども展開した。

月刊『国際商業』2024年05月号掲載