もう2024年が終わったのか。そう驚くほど、月日が経つのが早い。今年は伊勢半が200年、桃谷順天館が140年、と創業から数えて節目の年を迎えた。両社の社長が強調するのは、創業の原点と環境変化への対応力の大切さ。そして果敢な挑戦を続けること、さらには「通過点に過ぎない」と先の先を見ていることも共通項だ。1年はあっという間に過ぎ去る。25年は気を引きめて、ビジネスも自身も成長することを強く意識したい。というのも、娘が6歳になり、春に小学生になる。随分前から公文に通っているからか、本を読むのが大好き。4歳にして「好きなことしかしたくないの!」と高らかに宣言し、24年の師走には「毎日、日曜ならいいのに」と目をこすりながらボヤク。いささか心配にもなるが、日進月歩の成長には驚きを隠せない、というか羨ましい。自分との対比で。一方、息子は2歳。いよいよ我がまま全開モード。これも成長の一つだから一安心だが、娘の2歳の頃より足が速く、力がある。これには脱帽というか、親の動きが追い付かない。寄る年波かと言い訳せず、知識も体力もビジネススキルも磨きをかけ、結果を出す一年にしたい、と〝いま〟は思っている。意思が強く、継続する力がある経営者には脱帽である。★
月刊『国際商業』2025年02月号掲載