ファンケルは12 月17 日、小学生のためのスキンケアシリーズ「クリアアップ」を通信販売と直営店舗で新たに発売する。発売するのは、ふわふわの泡でやさしくすっきり洗い上げる「クリアアップ 泡洗顔料」(医薬部外品・200ml・1320 円)および,1本で洗顔後の肌をうるおして皮脂バランスを整える「クリアアップ ジェルミルク」(医薬部外品・700ml・1320 円)の2アイテム。スキンケアの習慣化を提案しながらニキビと肌荒れをダブルで予防するスキンケアシリーズだ。
ファンケルの化粧品事業のテーマである「肌不調の解消」について研究を進めていく中で、若手従業員自らの経験より「子どもの頃からスキンケア習慣を持つことで、将来の肌不調に後悔する人を一人でも減らしたい」という想いを受け、社内で子どもに向けたスキンケア製品のプロジェクトを立ち上げた。
子どもの肌に関する知見を得るため、機器測定や独自の肌測定方法「角層バイオマーカー」を用いて幼児期から思春期にかけて肌の調査を実施。その結果、プレ思春期と言われる9 歳から12 歳までの思春期前の小学生の肌は、外見上きれいに見えても、バリア機能が低下しており、乾燥しやすく、水分と油分のバランスが悪くてトラブルが起きやすいこと、さらに、皮脂が増加する年代からスキンケアをすることで、肌を整え、肌不調の予防につながることがわかった。
そこで独自の無添加処方に加え、肌のバリア機能をサポートする成分や、肌荒れ、ニキビ予防の成分など、小学生の肌の健やかな成長をサポートする成分のみを厳選したスキンケアシリーズを開発した。
また、スキンケアの習慣化を目指し、子どもたちが自身で使いやすいものにできるよう、私立桐蔭学園小学校の児童の意見を反映させながら、倒れにくく、押しやすい容器を採用するなどキッズフレンドリー設計で、簡単に楽しくスキンケアを続けられるようにしているのも特徴の一つだ。