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誰もが知るつや玉の価値

資生堂のエイジングケア(※1)ブランド「エリクシール」の売上高が急拡大している。2023年12月期は2桁成長(前期比)を達成。24年上期も増収率をキープしつつ、営業利益額を1.6倍に引き上げている。9月21日発売の倍速美容液と銘打つ「エリクシール ザ セラム aa」(医薬部外品・全2品・8360円〜8910円)は先行予約数が10万個を突破。通常5万個超で大成功と言われているから、倍速美容液への注目度は抜群に高い。「24年は通期でも2桁成長、利益額の上乗せを狙う。そして25年もプラスにする考えだ」と資生堂ジャパン エイジングケアマーケティング部バイスプレジデント(以下、VP)の越間美布氏は意気込んでいる。

資生堂ジャパン エイジングケアマーケティング部 バイスプレジデント 越間美布氏

※1:年齢に応じたうるおいケア

エリクシールの競争力は、商品力とマーケティング戦略の合致から生まれている。商品力の源は資生堂の研究開発力であり、特に最先端コラーゲン研究の知見を惜しみなく投入している。そこから得られる肌実感を「つや玉」と表現。頰の高い位置にみずみずしい光となって表れるもので、ハリ、透明感、うるおいに満ちたすこやかで美しい肌のしるしとして、消費者の認知度は高い。これはエリクシールのブランド認知度の高さを物語っている。

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