発売から40年。1983年に誕生したエイジングケアブランド「エリクシール」は復活ののろしを上げた。2022年以降のスキンケアブランド(超低価格帯を除く)のシェアを見ると、市場伸長率を上回る成長を遂げ、並みいる競合ブランドを抑えて成長率は断トツのトップ。特に22年9月21日発売の化粧水と乳液は売れ行きが好調で、急成長の立役者になっている。資生堂ジャパンエリクシールグループの越間美布ブランドマネージャーは「エリクシールは、資生堂が40年以上前から培ってきたコラーゲン・サイエンスの先端知見を投入し、確かな肌効果を追求し続けてきました。エイジングサインが気になりだしたらコラーゲンケア、という価値観がより市民権を得られるように、エリクシールは挑戦を続けたい」と意気込んでいる。

繊細な「純粋レチノール」を扱えるのは資生堂だけ

23年秋、エリクシールは大型新商品が目白押しである。先陣を切るのは9月21日発売の「シワ改善は完成形へ。」と強気のメッセージを冠した「レチノパワー リンクルクリーム」(医薬部外品・15グラム・6490円、22グラム・8690円)である。エリクシールは、17年のシワ改善市場の形成をリードした存在。22年の市場規模は17年比3.6倍に拡大しており、その立役者がトップシェアに君臨し続けたエリクシールである。

肌の全層にアプローチしてシワを改善
6年ぶりにリニューアルした「レチノパワー リンクルクリーム」

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