©Fujiko-Pro,Shogakukan,TV-Asahi,Shin-ei,and ADK

つめかえ用の使用率拡大に成功

資生堂のスキンケアブランド「エリクシール」が、ブランドの社会的な価値をさらに高めることになりそうだ。具体的には、2021年に実施したプラスチックごみの削減を目指すグローバルサステナビリティキャンペーンが22年により深化。「Small changes for a big difference~大切な人との未来のために、今、私たちができること。~」をキーメッセージに、第二弾を5月から展開。生活者の環境意識向上を促し、未来を生きる子どもたちのため、よりよい社会の実現に貢献する考えだ。

「化粧品をつめかえて使用する」といった日本特有の習慣をアジア地域にも広げ、環境意識を高めていくことを目的に、昨年4月より展開した第一弾では、アジア各国・地域で親しまれている「ドラえもん」とのコラボレーションを通じ、日本、中国、台湾において「つめかえ」の環境面での意義や価値を伝えた。その結果、日本においては「物語に感動した。エコな製品だから自分も使って環境に良いことをしたい」「以前使っていたエリクシールをもう一度使おうと思った」など、幅広い年代の生活者から共感の声が寄せられ、サステナビリティにかかわることを自分事化して行動に移してもらうことに成功。「エリクシール」のつめかえの構成比は20年の50%から21年には58%まで高まっている。

この情報へのアクセスはメンバーに限定されています。ログインしてください。メンバー登録は下記リンクをクリックしてください。

ログイン