日本発の価値提案でアジアの化粧習慣に新たな提案を
資生堂のスキンケアブランド「エリクシール」の存在価値が高まる。2021年4月21日より、プラスチックごみの削減を目指すグローバルサステナビリティキャンペーンを始めた。テーマは「Small changes for a big difference 未来を生きる子どもたちのために、今、私たちができること。」である。アジア各国で高い認知率と好感度を持つ「ドラえもん」とコラボレーションし、つめかえ用パッケージの紹介活動を強化。日本からアジアへ「化粧品をつめかえて使用する」という化粧習慣を提案し、浸透させていく考えだ。エリクシールのつめかえ用パッケージなら、プラスチック使用量を約85%(※1)削減できるという。グローバルサステナビリティキャンペーンを日本を含むアジアで展開することで、23年には年間約400トン(※2)の削減が見込める。25年までに主力商品はすべて、つめかえ(つけかえ)対応することを目指しており、それが実現すればエリクシールは、サステナビリティを体現する日本発の化粧品ブランドとして独自のポジションを築くことになる。資生堂エリクシールグローバルブランドユニットの寺西清華グローバルバイスプレジデントは次のように意気込みを語る。
※1 化粧水の場合、本体ボトル容器重量比
※2 化粧水・乳液つめかえ用パッケージ2023年店頭売上数量(目標)×(本体容器プラスチック重量-つめかえ用パッケージプラスチック重量)で算出。(本体容器とつめかえ用パッケージの容量の違いを加味)
「エリクシールは、プラスチックごみを削減する新しいスキンケア習慣をアジアに広めることで、持続可能な環境づくりに貢献したいと考えています。化粧習慣が異なる国・地域で新しい習慣が浸透することは簡単ではありませんが、つめかえ用パッケージを使うことで、大切な人との未来に向けて、地球を美しい状態に保つことにつながることを訴えていきたいと思っています。グローバルサステナビリティキャンペーンは、エリクシールがアジアを代表する日本発のスキンケアブランドになるために必要な取り組みだと思っています」
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