条件が整えば出店は躊躇しない

岡山県のMASAYA(マサヤ)が6月1日にリニューアルしたイオンモール太田(群馬県)の店舗が話題になっている。もともと出店していた約40坪の化粧品専門店「COLORSTUDIO(カラースタジオ)」には、ディオール、エスティ ローダー、クリニーク、M・A・C、ボビイ ブラウンなど外資ブランドを追加。その左隣には、コーセーのブランドを集約した「コスメテリア」を群馬県で初めて導入。また同じモール内にアルビオンオンリーの「アトリエアルビオン」も新設した。3店舗の売り場面積は各40坪程度で、合計120坪。「オープン後の売り上げは2倍強になっています」とマサヤの上村匡弘社長は胸を張る。


イオンモール太田の3店舗は、地域の競合に衝撃を与えた

マサヤのイオンモール太田への投資が注目されるのは、増床や実績だけが理由ではない。同社がドラッグストア最大手のウエルシアグループ傘下に入ったのは2018年12月。そこから約5年半の時間をかけて、グループのシナジーを静かに発揮し始めていることに、競合他社が警戒心を持ち始めている。

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