期間限定無料公開(2024年9月11日12時まで)

新店のオープンで館の客数が急増

化粧品専門店チャネルで圧倒的な存在感を見せるのが、粧苑すきや(宮城県仙台市)だ。仙台駅直結の商業施設「エスパル仙台」1階の「S-PAL店」は、172坪の売り場にプレステージブランドが勢ぞろいする。いずれのカウンターも粧苑すきや独自のデザインで、高級品を好む客層から支持が厚い。

そして2024年5月25日、同館2階に「Perfumerie Sukiya INTERNATIONAL」を新設。ディオール、ジョーマローンロンドンなど外資ブランドを取りそろえる54坪の売り場にも高級感あふれる空間をつくった。新店の当面の売り上げ目標は月5000万円だったが、6月、7月ともに計画を上回っている。「新店オープンで、エスパル仙台2階の来店者数が2カ月間で1万人も増え、2階テナントの売上高が平均3%増になっています。一段とエスパル仙台との信頼関係が深まっていますから、次の一手に向けて動き出している」と粧苑すきやの由佐憲靖取締役営業部長は破顔する。

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