ヤーマンは、1回1分押して、上げるだけの手のひらサイズのリフトケア特化型美顔器「リフトロジー」を開発し、7月25日からヤーマン直営店、ヤーマン公式通販サイトにて先行販売。8月5日から順次販路を拡大していく。
「リフトロジー」は長年の美容技術研究でリフトケアを追求してきた「ヤーマンリフト学」を詰め込んだ製品として開発。最大の特徴は、毎日のスキンケアルーティーンにも取り入れやすいよう、1回1分という短時間で顔のリフトケアができること。表情筋について徹底的に追求してきた研究成果とこれまで培った美容技術を生かし、七つの「ワイドリフトヘッド」、波打つような新感覚のEMS、肌の表層と深層の両方を温める「デュアルヒーター機能」をかけあわせた最新の独自技術「LIFT WAVE TECHNOLOGY」を搭載し、短時間でハイレベルなリフトケアを実現した。
ラインアップは、スタンダードモデルの「リフトロジー」(3万9600円)と、EMSのパワーを強化した「リフトロジー SP(5万8300円)」の2機種を用意する。
ヤーマンでは、発売に合わせ7月25日に同社の旗艦店YA‐MAN the store GINZAで発表会を開催。ヤーマンブランドマーケティング事業部の大内めぐ美部長が、ヤーマンの歴史と技術の粋を結集した新製品の概要を伝えた。
「ヤーマンは美顔器の会社と思われている方が多いと思いますが、実は半導体の検査装置などを扱う会社として創業。光学変位計の開発とともに計測器の技術を発展させて瀬戸大橋のたわみを非接触で計測する機械を開発しました。こうした技術をバックボーンに、測る技術を人にも応用。日本初の体脂肪計の開発に至りました。そして事業領域も美に拡大。今に至ります。そうした中、今回発売する『リフトロジー』は、ヤーマンの技術を結集し、表情筋にアプローチします」(大内部長)
また、久保井美帆開発副本部長兼表情筋研究所テクノロジーストラテジストが新製品の開発背景について説明した。
「お客さまが望まれる本当のリフトケアとは何か。1回で着実に結果が出ること、そして簡単に使い続けられること。これがヤーマンが導き出した結論です」(久保井副本部長)
その後、ヘア&メイクアップアーティストのKIKKU氏を招き、デモンストレーションを行い、新製品の使い方のコツを伝えた。
月刊『国際商業』2024年09月号掲載