ヤーマンは、5月2日に「ナイトリペアアイロン」(3万8500円)をヤーマン公式通販サイト、楽天市場やAmazon、PayPayモールの公式ショップ、ヤーマン直営店、百貨店、および一部家電量販店などで発売。これに先駆け4月11日にオンライン製品発表会を開催した。
発表会の冒頭、ブランド戦略本部 PRグループの井上雅代部長は、昨年設立45周年を迎えたヤーマンの歴史を説明。今でこそ美容機器を専門としているメーカーとして認知されているが、当初は半導体関連メーカーとして創業。半導体検査装置の開発や日本初の体脂肪計の開発を通じ、生産技術や波形設計技術をコアに、その領域を健康・美容領域に応用してきた。「美しくを、変えていく。」をスローガンに掲げ、新しい技術と皮膚科学、革新的なアイデアを組み合わせて新しい製品とともに新習慣を提案してきたことを伝えた。
2021年からは新しいリフト習慣を提案したリフトドライヤーを皮切りにヘアケア製品のラインアップを拡充。現在は、オンライン、家電量販店を中心に展開しているヤーマントーキョージャパンと、百貨店・サロンに軸足を置くヤーマンプロフェッショナルの二つのブランドから27SKUのアイテムを展開。昨年秋からは米国を中心とする海外展開も開始している。
今回発売する新製品「ナイトリペアアイロン」では、ヘアケアの新習慣として「夜アイロン」を提案する。ヤーマン独自の低温×超音波テクノロジーを1台に凝縮することで、浸透補修とくせ伸ばしを同時に叶える「ナイトリペアアイロン」は、インバスで使用する浸透トリートメントと朝のスタイリングアイロンに加え、ヘアドライ後、就寝前に使う「ナイトリペアモード」を搭載した全く新しい概念のヘアアイロン。ヤーマンの髪質改善を目指した低温×超音波テクノロジーが実現する、「満たし」「仕込み」「整える」の3ステップで「美髪サイクル」を確立する。
製品に関する説明を行ったマーケティング担当の桜井美歩氏は、「新習慣を取り入れていただくことで髪自体が変化することでお悩みの根本解決も近い。美髪のかなめであるキューティクルが整っているからこそ、必要な水分を保ち、余計な水分を取り込まない、理想の髪質へと導きます。是非皆さんに提案する新習慣〝夜アイロン〟のメリットを感じていただきたい」と語った。★
月刊『国際商業』2024年06月号掲載