理美容メーカーのアジュバンコスメジャパンは、新ヘアケア&スタイリングブランド「muts hair touch(ミューツへアタッチ)」を今年6月に投入するとともに、頭皮用美容液「KASUI(カスイ) エッセンス」に新たな機能を加え、「KASUI プレミアムエッセンス」として10月3日に刷新。これに伴い8月28日~9月2日にわたりプレスカンファレンスをオンラインで開催した。
カンファレンスの冒頭、アジュバンコスメジャパン商品企画部の石田大輔氏が同社の会社概要などについて説明。スキンケアをルーツにする同社は、主力カテゴリーのヘアケアのほか、スキンケア、メイクアップ、ボディケアなど幅広いアイテムを展開。肌に優しい処方を開発の基準の一つに設定し、健やかな肌作りをサポートしている。こうした考えのもと、正しい商品の使い方を伝えるため、理美容師を通じたカウンセリングで一人一人に合う商品選びを重視する。近年では国内有数の研究機関と共同で毛髪研究を推進。発毛・育毛にかかわる成分を特定し、課題を抱える毛根にアプローチし、発毛促進に寄与していくことを明らかにした。
2020年10月に誕生した「KASUI」ブランドは、皮膚科学の確かな視点とスキンケア発想で導か羅る肌へのやさしさの両方の視点から誕生。シャンプー、トリートメント、頭皮用エッセンスの3種でラインアップを構成。そのブランドシンボルである頭皮用エッセンス「KASUI エッセンス」を「KASUI プレミアムエッセンス」にアップデート。先進のバイオサイエンスで導いた独自成分のバイタルプロテクトPを配合し、未来の健やかな髪と頭皮を守る。
6月1日に投入済みの「muts hair touch(ミューツへアタッチ)」は、スキンケア発想の肌へのやさしさ、パッケージにバイオマスプラスチックを採用するなど環境へのやさしさ、天然香料採用とともに嫌なにおいをマスキングする技術を搭載した香りのやさしさの三つのやさしさをコンセプトに開発。洗い流さないヘアトリートメント2品、ヘアオイル1品、ヘアスタイリング4品でラインアップを構成し、触れて・見て・楽しむ〝質感記憶ケア〟を提案する。
月刊『国際商業』2023年11月号掲載