日本ゼトックは6月11日、保水有効成分・ヘパリン類似物質を配合した敏感肌向けブランド「ヘパトリート」のラウンドテーブルをコモレ四谷タワーコンファレンスで開催。ゲストとして登壇したタレントで歌手の後藤真希が「ヘパトリート」の魅力について、「顔にも全身にも使えて、大容量で贅沢使いができる。さらっとしたつけ心地でたっぷり保湿できるので気に入っています」と語った。

同社は2008年から医薬品のヘパリン類似物質の研究を進める中で、同物質が角層内の水分を保持し、バリア機能を整える機能があることを確認している。一方、近年は地球温暖化により肌ダメージが年々増加していることや、医療用ヘパリン類似物質製剤の美容目的とした処方増加が社会問題化していた。

そこで同社はヘパリン類似物質の高い保湿効果を生かして肌悩みの根本解決を目指そうと、2020年に医薬部外品「ヘパトリート」を発売した。「ヘパトリート」はべたつかずにうるおう心地よい使用感を追求し、肌にやさしい八つの無添加にこだわった。たっぷり使える大容量で、手軽に使えるポンプ式であることも特徴だ。

登壇した日本ゼトックの中出敦子ヘパトリートブランドマネージャーは「『ヘパトリート』は医薬部外品ならではの高品質な製品でありながら大容量にすることで生活者に貢献。 “敏感肌の最適解”としてブランドを進化させていきたい」と語った。

続いて後藤真希と美容ライター兼インフルエンサーの川上桃子氏が登壇し、敏感肌と紫外線に関するトークセッションを行った。川上氏は「肌の老化を抑えるためには、紫外線を予防しながら保湿することがポイント。しっかり保湿することが未来の若々しい肌につながる」と指摘。後藤は「ドラッグストアで『ヘパトリート』を見つけ、医薬部外品というワードに惹かれて使い始めた。さらっとした使い心地でたっぷり保湿できる。特にオールインワンジェルはこぼれずに塗りやすく、家族で使えるのでおすすめです」と話していた。

イベント後の取材で、中出ブランドマネージャーは「『ヘパトリート』はラインアップが増えるにつれて少しずつ成長してきた。これまでは認知度の低さが課題であったが、23年はPRを強化し、売り上げが大きく伸長した。パーソナルユースからファミリーユースまで老若男女に使えるブランドとして育成していきたい」と語った。

「ヘパトリート」のラインアップは、「薬用保湿化粧水」(385ミリリットル・1980円)、「薬用保湿ミルククリーム」(275グラム・1980円)、「薬用オールインワンジェル」(280ミリリットル・1980円)、「薬用保湿バーム」(15グラム・1210円)、「薬用保湿ハンドクリーム」(60グラム・980円)である。

月刊『国際商業』2024年08月号掲載