日本ゼトックは、10月3日東京・港区の明治記念館にて、ヘパトリートと美容雑誌「美ST」のコラボイベントを開催した。
ヘパトリートは、乾燥悩みを根本から解決したいという思いから、キー成分となる「ヘパリン類似物質」に着目し、14年のヘパリン研究の集大成として誕生したブランド。誕生から順次アイテムを拡大しており、現在は化粧水、ミルククリーム、オールインワンジェルなど全6品を展開。最近では、2024年9月6日に「薬用エイジングケア美容液」(45ミリリットル・1980円)を発売。全国のドラッグストアおよびバラエティストア、量販店などで販売しており、初速は想定以上に好調だ。
コラボイベントでは、まず日本ゼトックの中出敦子ヘパトリートブランドマネージャーが登壇。ゼトックの企業の歩みと共に、ヘパトリートブランドについて紹介した。
日本ゼトックは、歯磨き、化粧品、ベビー・マタニティ用品、医薬品など数多くの製品を手がけるOEM・ODMメーカーだ。大手製薬会社や化粧品メーカーの製品開発・製造に加え、オリジナル化粧品事業や医薬品事業も展開しており、医薬部外品の承認実績は1400件以上、年間生産本数は1億1000万本以上。自社一貫体制で商品企画から研究・開発、生産管理まで行っており、もの作りを最初から最後までしっかり支えるトップランナーとして、多くのヒット製品に関わってきた。
「そうした中、『社会的&環境的問題の改善に貢献したい』『あなたと大切な人を幸せにしたい』という思いから生まれたのが、ヘパトリート」(中出ブランドマネージャー)で、ブランド誕生以来、高品質なヘパリン類似物質配合製品を、高コスパかつ大容量で提供し続けている。
中出ブランドマネージャーに続いて、美STの千田真弓編集長、順天堂大学皮膚科非常勤講師である木村有太子先生が登壇。「大人世代の敏感肌」についてのトークセッションを行った他、イベント後半には、スペシャルゲストの後藤真希が登壇。千田編集長とともに、スキンケアやヘパトリートのアイテムについてのトークを披露した。普段からヘパトリートのアイテムを愛用しているという後藤は、ポンプ式の大容量であることの使いやすさを熱く語るとともに、乾燥が気になる冬のスキンケアについての悩みも告白。9月に発売したばかりの「薬用エイジングケア美容液」を実際に手に取り、具体的なエピソードを交えて製品の紹介を行った。
中出ブランドマネージャーは、「ヘパトリートのブランド認知はまだまだ拡大段階。薬用の大容量といったらヘパトリート、困ったときに頼りたいと思っていただけるブランドに育てていきたいという強い思いがあります。そのためには、パーソナルユースはもちろん、男性やお子さんを含めたファミリーユースにまで広げていきたい。今回の美STさんとのコラボイベントは、美容感度の高い読者層でありかつファミリー層というターゲットの合致があり実現したものです。今後も、デジタルコミュニケーションとともに、われわれの思いが伝わりやすいリアルでのイベントも増やしていきたい」と語った。
月刊『国際商業』2024年12月号掲載