日本OTC医薬品協会（JSMI）は、5月23日に2024年度総会記者会見を開催し、生活者向けOTC医薬品情報提供サイト「上手なセルフメディケーション」を開設したことを明らかにした。これまでも同協会では、生活者向け情報発信から、OTC医薬品データベースの構築、セルフメディケーション税制管理申請サポートといった、OTC医薬品にかかわる総合ポータルサイトの構築を目指し、プロジェクトを進めてきた。今回公表した同サイトは、そのフェーズ1となり、これまでJSMIが実装していた情報提供サイトをアップグレードしたもの。生活者のニーズに沿った適切な情報発信の拠点として、OTC医薬品を選ぶためのサポート、OTC医薬品を活用するに当たってのサポート、社会的な課題に対する情報提供と協会の取り組み、お役立ちリンクを掲出する。
サイトの再構築に当たって、JSMIは生活者ニーズに関しアンケート調査を実施。「健康や薬の情報をどこから得ているか？」を聞いたところ42.3%がインターネットと回答。「健康に関して信頼できる情報は？」の問いには、「内容が分かりやすい」「内容が専門的である」「内容が経験に基づいている」「内容が自分の体質や状態に合っている」といった回答が上位に上がった。
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