化粧品・日用品メーカーの2023年3月期第2四半期決算をみると、国内の化粧品市場はコロナ禍の影響を脱しつつあり、各社の業績は緩やかに回復していることがわかる。一方、日用品業界は原材料高騰の影響が大きく、不透明な状況へと追い込まれている。
化粧品メーカーで業績が好調だったのはロート製薬である。売上高は前年同期比21.2%増、営業利益が18.3%増、経常利益が33.1%増、純利益は19.7%増。新製品が好調であったことに加え、急激な円安により海外売上高が大きく増えた。利益面でも全ての利益段階で大幅な増益。売り上げ、各利益段階でいずれも第2四半期の過去最高値を更新した。
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