「樹木との共生」をテーマに掲げる、資生堂のスキン&マインドブランド「BAUM(バウム)」は5月24日、愛媛県新居浜市に位置する「BAUM ひのきの森」にて、植樹活動をサポートしている愛媛県新居浜市、住友林業と共に、植樹式および、第1回目のひのきの植樹活動を行った。
当日は天候に恵まれ、汗ばむような陽気の中、BAUMのブランドチーム、ストアスタッフ(BAUMist)をはじめとする、BAUMに関わるメンバー24名が参加し、傾斜が急な場所もある中、苗木を丁寧に穴にいれ、土をかけて周りを踏みしめるという作業を行い、合計600本の苗木を植えた。
これまで店頭でひのきの苗木を大切に育ててきたBAUMistからは、実際にひのきの森に苗木を植えることができた感動や、今後の成長を楽しみにする声が聞かれるなど、樹木由来成分「ひのき水」の循環ストーリーの第一歩を踏み出すことができたことに対する喜びを一同実感することができた。また、植樹の前日には店頭で大切に育ててきた苗木を育成していただいている「本山樹木育苗センター」(高知県長岡郡)を訪れ、苗木が発芽し、すくすくと育っていく様子を見学した他、店頭で大切に育てきた苗木と、これから店頭で育てる苗木の植え替え作業を行った。
BAUMは「樹木の恵みを受け取るだけでなく、自然に還していく」というブランドの哲学に基づいた活動として、2021年よりパッケージの木製パーツに使用している木材であるオーク(ナラ)の苗木の植樹活動を「BAUMオークの森」にて実施している。2024年4月にリニューアルされた主要スキンケアラインの主要成分である樹木由来成分「ひのき水」を、四国地方の豊かな森林で育てたひのきから抽出していることから、中味成分においてもサステナブルな循環を生み出すことを掲げ、店舗内でひのきの苗木を大切に育ててきた。「BAUMオークの森」に続く「BAUM ひのきの森」での植樹活動によって、パッケージに加え、中味成分ともに、未来へ繋ぐサステナブルな循環を生み出す取り組みが実現した。