ポーラ・オルビスグループのACRO(本社:東京都品川区、社長:宮﨑稔章)内のTHREE ホリスティックリサーチセンターは、熊本県南阿蘇の大地で原料開発の起点となる試験圃場「THREE Births(スリー バース)」プロジェクトを4月23日より始動した。

THREEでは自治体や現地企業と協業し、オリジナル国産精油の開発を全国各地で行っている。高い機能性を有する国産精油を製造するとともに、雇用創出や移住者の受け入れを促進し、地域産業の活性化に取り組んでいる。2022年から同取り組みを熊本県、佐賀県を中心に展開し、2024年には東京ドーム1個分以上の敷地面積20種以上の国産植物の原料化に取り組み、化粧品会社として最大規模にまで拡大した。

 

新たに立ち上げた「THREE Births」はこれらの原料開発の起点になる遊休地を活用した広大な圃場で、さらなる品種の育成や研究開発を実施する。また、本圃場の整備も社員の手で年月をかけ実施し、50年、100年の歳月をかけて成長する樹木を毎年定植することで、国産精油の生産、またそれを活かした付加価値開発に永続的に取り組む。

同取り組みで開発された原料は、ACROのライフスタイルコスメブランドであるTHREEにおいて新たな付加価値として今後の商品に活用され、さらなる地域産業の活性化に役立てる予定だ。