第13回「インターペット〜人とペットの豊かな暮らしフェア〜」が4月7日、東京ビッグサイトにて大盛況のうちに閉幕した。前回より1ホール追加された計6ホールの展示エリアに、14カ国・地域から739社(国内567社、海外172社)が出展。4日間で6万7022名と3万376頭のペットが来場し、出展者・来場者数ともに過去最高を更新した。会場では最新のペット製品やサービスを吟味するペットビジネス従事者とペットオーナーに対して、熱心に説明する出展者の姿で溢れていた。


4日間で6万7022名と3万376頭のペットが来場した

展示エリア以外では、ペット業界の最新トレンドが発信されるビジネスフォーラムやセミナーも開催。タレントの井上咲楽さんと赤坂動物病院名誉院長の柴内裕子氏が「インターペットアワード」を受賞。他にも、現役サロングルーマーを対象とした「ハッピーグルーミングコンテスト」や愛犬・愛猫のフォトコンテスト、著名漫画家による初のキャラクター展「まめきちまめこ展 in インターペット」などで来場者を楽しませていた。

初出展となった大王製紙は、「昨年秋にペットケア事業に参入したばかりなので、ペットの『エリエール』の周知活動のため出展を決めた。まだ販売店が少ないので、多くの来場者にサンプルを配布して、製品を試してもらえる素晴らしい機会となった」とコメント。ピーエムスマイルジャパンは、「初上陸したばかりの韓国ブランドなので、日本市場の調査とSNSのフォロワー数の拡大を目的に出展したが、どちらも達成できた。商談日は、ターゲットにしていたほぼすべての企業にアプローチできて非常に満足している」とコメントした。

インターペットは日本最大級のペット産業見本市として、また、一般来場者を対象としたペットイベントとして2011年から成長を続けてきた。次回、25年は展示エリアを東全館へと拡大し、人とペットの豊かな暮らしを提案する出展者を募集する予定だ。

月刊『国際商業』2024年06月号掲載