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50年前からノウハウを積み上げる

アルビオンが商品開発力の強化に動いている。目的は、戦略的に尖った商品を生み出すこと。従来は主力シリーズから季節ごとに新商品を投入してきたが、店頭起点の顧客づくりを一段と推し進めるために、これまで以上に丁寧にものづくりに取り組み、独自色の強い商品を開発する考えだ。同社開発統括部商品開発部の丸島陽子部長は「絞り込みを図り、徹底的に独自性を際立たせる攻めの戦略に挑んでいる」と意気込む。その第一弾の商品は、2月18日発売の美白美容液「セルフホワイトニング ミッション」(医薬部外品・40ミリリットル・8800円)である。

「セルフホワイトニング ミッション」は単品戦略初の美白商品

開発統括部商品開発部 丸島陽子部長

アルビオンは、1974年に日本初の美白ラインを発売した化粧品メーカーである。主力4シリーズ(フラルネ、アンフィネス、エクシア、アンベアージュ)で提供する商品には、50年前から積み上げてきた美白の知見が詰まっている。だから、効果実感を支持する愛用者が存在するのだ。その一方で、アルビオンの顔とも言える際立つ特徴を持つ商品のみで構成する単品戦略のラインアップに美白の商品はなかった。そこで今回の「セルフホワイトニング ミッション」は、化粧水「薬用スキンコンディショナー エッセンシャル N」、化粧液「フローラドリップ」、美容液「エクラフチュール t」のように、アルビオンの美白を代表する商品として投入。「単品戦略の狙いは、新しいお客さまとの出会いを生む『ファーストアルビオン』の商品を育てること。新商品を武器に美白市場におけるアルビオンの存在感を引き上げ、店頭活性化に結び付けたい」(丸島部長)。

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