中野製薬は、TPOをわきまえた男の清潔感、色気を演出するブランド「モデニカ アート」から「アイブロウシリーズ」を3月5日に発売し、ヘアサロンをメンズメイクの原体験の場へ 「アイブロウ男子増加計画」を始動する。

伸長傾向が続くヘアサロン市場だが、将来的な美容人口の減少を鑑みると決して楽観視することはできず、顧客視点で新たなサービスや質の高いサービスを提供し、自己肯定感を高めてもらう提案が必要不可欠。そのような中、ヘアサロンの新たな売り上げの源泉として着目したのが、メンズメイク提案です。メンズメイクカテゴリーは市場が拡大しているものの、中野製薬が実施した調査結果から生活者の心理的課題も一定数存在していることが判明。そして、それらの課題へのアプローチとして「ヘアサロンでのカウンセリング」が効果的であることも理解できた。

20~59歳の男性1000人にメンズメイクに関する意識調査を実施したところ、60%が「眉毛などを整えるメイクアップ」に関心があるにもかかわらず、64.6%はヘアサロンで提案を受けたことがないという結果となった。特に20~30代が強く興味関心を抱いており、潜在的な関心も強いことが分かった。また、既にメイクアップを取り入れている割合も、スタイリングを週3回以上している層が大半を占めている20~30代が比較的高く、ヘアスタイリングとの親和性の高さがうかがえた。メイクアップの接触機会は若年層を中心にSNSが多く、ヘアサロンでの接触はまだまだ低い状況だ。

一方で同調査では、メンズメイク実施意向がある調査対象のうち約7割が「購入場所」「適切な商品」「使用方法」に関して課題を感じており、アドバイスをくれる人がおらず、原体験の場がないことが明らかとなった。つまり、メンズメイクへの興味関心はあるものの、ヘアサロンにおけるリアルな接点はまだまだ少ない状況といえる。

そのような中でも、既にメンズメイクを取り入れている層においては、提案やアドバイスが第一歩につながっているケースが多いことを鑑みると、ヘアサロンにおけるリアルなコミュニケーションが心理的な課題の解決につながりやすいと考えられる。そして、美容師からのアドバイスと商品提案によって“正しい使い方がわからない”や“自分に合う商品がわからない”といったお客の不安を解消することができる。また、カット、カラー、パーマなどの既存メニューの利用で定期的に来店するお客へ、自然な流れで追加提案が可能になる。

そこで中野製薬では、ヘアサロンにおいて支持が厚いメンズスタイリングブランド「モデニカ アート」から「アイブロウシリーズ」を発売することで「アイブロウ男子増加計画」を始動し、男性が抵抗なくアイブロウを手に取ってメイクすることで、日々の生活において“こっぱずかしいけど気分があがる”“自信をもてる!”文化を構築する。同時に、ヘアサロンでは新たな提案による収益向上に貢献していく考えだ。

具体的にはヘアサロンにおける「ヘアに関するサービス以外を収益の源泉と考えられていない」「メンズメイクは若い人のみが行うものであると思っている」「提案しても受け入れられないと思っている」「ノウハウがないから提案しない」というような課題を解消できるよう、男性向けに開発した「モデニカ アート アイブロウシリーズ」を通して、取り入れやすい自然な眉の描き方、ヘアサロンにおけるアドバイスや提案方法を提案する。

発売する商品は以下の通り。

「モデニカ アート アイブロウ スマート ペンシル」(2860円)は、より毛に近い線を描くことができ、より自然な仕上がりを得ることができる。繊細に描きたい人におすすめだ。「モデニカ アート アイブロウ ワイド ペンシル」(3080円)は、操作性がよく、効率的に眉毛の隙間を埋められる。スピーディに描きたい人に最適な商品設計となっている。「モデニカ アート アイブロウ スタイリング ジェル」(3630円)は、毛流れを整えるスタイリングアイテム。眉毛の量、形がある程度整っている人、眉を描くにはまだ少し抵抗感がある人におすすめだ。

「モデニカ アート アイブロウ スマート ペンシル」

「モデニカ アート アイブロウ ワイド ペンシル」

「モデニカ アート アイブロウ スタイリング ジェル」