顧客の若返りで主力ブランドを再生

愛敬産業はブランド活性化が上手い企業だ。累計販売数1億8000万個のベースメイクブランド「AGE20’S(エージトウェンティズ)」は、母親世代が使う古いブランドイメージをデジタル活用、チャネル転換、デザイン刷新の三位一体で改革。若い顧客層の拡大を機に、グローバル展開の強化に舵を切った。その重要なターゲットとして、2023年秋から日本市場への投資を本格化する。さらに第2の柱として育成中のメイクブランド「LUNA(ルナ)」、22年5月に買収した個対応スキンケアブランド「One Thing(ワンシング)」も日本強化の方針を打ち出している。愛敬産業の化粧品売上高(22年12月期)はパーソナルケアを含め約400億円(4000億ウォン)だが、林在榮CEOは「デジタル活用、グローバル展開、商品ポートフォリオの拡充を推し進め、早期に高成長を実現する」と意気込んでいる。

林在榮CEO

愛敬産業は、航空や流通、化学事業などを営む韓国大手企業・愛敬グループ(資産規模約7200億円、22年12月期)の傘下にあり、1954年設立の愛敬油脂工業を祖とする老舗の化粧品・日用品メーカーだ。56年に韓国初の美容石けん「美香石鹸」を発売。その10年後の66年に韓国初のキッチン洗剤「トリオ」を上市し、化粧品・日用品メーカーとしての地位を確立した。2018年には韓国証券取引所に上場し、国内での企業認知度は高い。

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