ポーラは、最高峰の美容液「B.A グランラグゼ Ⅳ」(50グラム・7万9200円、リフィル・7万5900円)を2023年10月1日にリニューアル発売する。旗艦店のポーラ ギンザは7月1日から先行発売する。発表会は6月30日にフォーシーズンズ ホテル大手町「グランドボールルーム」で行った。
「B.A グランラグゼ」は06年に誕生。ポーラブランドの最高峰の乳液を兼ねた美容液で、B.Aの根幹思想であるバイオアクティブ思想のもと、時代に合わせて進化してきた。4代目の新商品が提案する美の本質は「生命の本質を体感することによって、新たな可能性を広げる」である。
「B.A グランラグゼ Ⅳ」が着目したのは、生命の本質である静と動の連続性が生む美しさの良循環である。時間軸で捉えると、人は静と動の時間があり、それが循環している。B.Aは静の時間を休んでいる時、動の時間を動いている時という常識を見つめ直した。静の時間があるから、肌も人も、動の時間が活性化し、持続的で広がりのある良循環を生むと考えた。
新たな配合成分はポーラオリジナル複合保湿成分「姫蒲GOエキス」。そのほか、ポーラ主要ブランドに配合しているオリジナル複合成分を惜しみなく投入。最高峰の名に恥じない効能効果を約束する。
また処方は、三つのポイントがある。一つ目は、うるおいを時間差で放出する処方を初めて採用したこと。保湿成分を含んだ水系成分を早く放出するクイックキャリアと、ゆっくり放出するスローキャリアを共存させることで、うるおいを肌に浸透させることを目指す。二つ目は、バウンスリフレクト処方で、ハリ感を与える角層構造のバランスに着目。肌そのもののハリ・弾力感を肌上に感じるような、やわらかな角層を目指す。三つめは、ハイエクスパンディング処方で、B.A グランラグゼ Ⅲの処方を再び採用。高分子ヒアルロン酸を小さく凝縮し、ふくらむようなハリ・弾力感を与える。
香りは、静の時間に誘うような香りとして、自分の感情が内側に向かい、没入するような大自然の土の香りに着目。新たにヘッドスペース法を作用し、箱根の森にあるリアルな土の香り成分を採取し、活用している。
販路は全国のポーラ ビューティーディレクター、コスメ&エステショップ「ポーラ ザ ビューティー」(約510店舗)、旗艦店ポーラ ギンザ、百貨店ポーラコーナー(82店舗)の合計約2800店。日本国内空港免税店(12店舗)、ポーラ公式オンラインストアでも販売。海外は、中国大陸、香港、台湾、マカオ、タイランド、シンガポール、韓国、マレーシアの八つの国・地域、中国(海南島)、ベトナムとオーストラリアの免税店で順次発売する。★
月刊『国際商業』2023年09月号掲載