スマホの普及の波に乗り、ECチャネルで認知拡大
クレンジングバームといえば「DUO（デュオ）」。クレンジング市場においてバームという新たな剤型により、市場を創造したプレミアアンチエイジングは、「デュオ ザ クレンジングバーム」の認知度の高まりと共に、化粧品市場において存在感を高めている。
DUO（デュオ）クレンジングバーム
DUOはスマートフォンの使用拡大の波を捉えて成長してきた。2012年頃から世間でスマートフォンが爆発的に普及すると、生活者に行動変容をもたらし、ネットでのショッピングの可能性が一気に広がった。そのタイミングで広告費用を全てスマートフォン向けに集中投下し、当時の単品通販の限界と言われた20億円の売り上げを瞬く間にクリアする。その後、マスマーケティングでの露出強化に乗り出し、18年からテレビCMを開始。元々のコアターゲットは30～40代であったが、CMの放映が更なる若年層の反響も呼び、認知拡大に成功。KinKi Kidsといった国民的アイドルをCMに起用したことで、ファンマーケティング効果も相俟ってブランド立ち上げから約10年で売上高は200億円を突破した。
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