プレミアアンチエイジングは2023年1月17日開催の取締役会において、株式会社ベネクスの株式を取得し、連結子会社とすることを決議した。なお、本件は東京証券取引所の規則に定める適時開示基準には該当しないが、有用な情報と判断し任意開示を行った。

プレミアアンチエイジンググループは、これまでにない「uniqueな価値」を提供することで人々の何気ない日常を豊かにし、新しい未来に変えていくことを経営方針として、化粧品およびアンチエイジング領域において、圧倒的カテゴリNo.1ブランドを複数作り育て、アンチエイジングカンパニーを目指すことを中長期目標として掲げている。

そのような中、化粧品の製造・販売事業においては、主力商品であるデュオ「ザ クレンジングバーム」をカテゴリNo.1商品に育てるとともに、デュオに次ぐブランドとしてカナデルやクレイエンスを育成し、創業以来培ってきたデジタルマーケティングのノウハウおよび商品企画力を生かして、事業の拡大を図ってきた。

このほど、化粧品の製造・販売事業における今後の更なる事業拡大に加え、アンチエイジングをテーマとした新たな価値を創出し、中長期の観点で安定的な収益基盤を構築することを目的に、ベネクスの株式を取得し、連結子会社とすることとした。

ベネクスは、アミノ酸・オリゴペプチド還元により製造されたナノプラチナおよび複数の鉱物を組み合わせた素材から作られるリカバリーウェアの開発・製造・販売を手掛けており、トップアスリートを含む多くの著名人が使用する機能性衣料ブランドとして圧倒的認知度を誇っている。

リカバリーウェアの属する休養ソリューション(衣服)市場は、大手主要メーカーの参入により、2030年には5000億円を超える規模に成長することが予想されており、リカバリーウェアのパイオニアとして構築してきたベネクスブランドは、顧客からの支持によりリーダーとしての地位を確立している。

今回の株式取得により、プレミアアンチエイジンググループは、アンチエイジングカンパニーとして今後展開したい領域の獲得が可能となり、隣接する事業領域への相乗効果が見込まれるとしている。

同グループは、アンチエイジングカンパニーの実現に向け事業領域を拡大することを企図しており、新規事業への進出においても、単独での取り組みやパートナーとの業務提携に加えて、規律ある資本の活用を前提とした出資・買収といったM&Aも選択肢の一つとして、今後も継続的に取り組む考えだ。