アモーレパシフィックが、再び日本での存在感を高めようと動き始めた。同社は、韓国を代表するビューティーカンパニーとして、「A MORE BEAUTIFUL WORLD」をミッションに掲げ、75年以上にわたり自然への洞察と科学的研究に基づく絶え間ない革新を追求している。日本の韓国コスメ人気に火をつけたパイオニア的存在でもある大手化粧品メーカーだ。その日本法人であるアモーレパシフィックジャパンは「エチュード(ETUDE)」「イニスフリー(innisfree)」を展開してきたが、2022年9月からは「ラネージュ(LANEIGE)」の日本展開を本格化した。初めてリアル店舗に導入し、9月14日からは「アットコスメトーキョー(@cosme TOKYO)」と「アットコスメ ショッピング(@cosme SHOPPING)」で販売を開始、11月からは全国の「アットコスメストア(@cosme STORE)」と「ロフト(LOFT)」で取り扱いを開始した。

同社の研究開発分野においても、新たな知見が次々と生まれている。直近では、22年11月に「RE.Dフラボノイド」のアンチエイジング効果に関する研究成果を発表。21年に、KAISTとの共同研究により、皮膚のアンチエイジングの妨げになるPDK1(3―hosphoinositide Dependent Proteinase)を阻害することで、老化したヒト真皮線維芽細胞を若い細胞に戻す独自技術を開発したが、この度、ツバキの種子からPDK1を阻害することのできる「RE.Dフラボノイド(バイオフラボノイド)」を抽出することにも成功した。

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