日用品、化粧品業界の業界標準型EDIを手掛けるプラネットは10月25日、都内で社長交代会見を行った。会見には同日の株主総会を経て、社外取締役から新社長に就任した坂田政一(さかた・まさかず)社長、創業者の玉生弘昌会長、前社長の田上正勝副会長、松本俊男副社長が出席。安定経営を目指してトップ人事体制を刷新したことを発表した。

坂田社長は二つの方針を示した。一つ目が既存事業の堅実で確実な成長とユーザーの業務効率に役立つサービスの提供。そして既存システム・サービスのブラッシュアップを図ること。二つ目は同社が持つ「スキーム、ノウハウ、技術、顧客基盤のパーツを分解し、より強いパーツに組み換えることによる市場・事業創造」の推進。具体的には、すでに取り組みを進めている物流EDI構築やPOSシステムを活用した新サービスの提供。POSデータでは昨年上場したTrue Dataと業務を提携し、その第1弾として「POSデータクレンジングサービス」の両社共同開発だ。

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