資生堂の最先端の皮膚科学技術を応用し、2021年に誕生した「SHISEIDO ビオパフォーマンス」シリーズ。第1弾として昨年10月に発売されたのが、目袋を瞬時にカバーする「セカンドスキン」であった。独自開発の「3Dフィックステクノロジー」が肌上でフィルムを形成することにより、目元のたるみを目立たなくさせる目もと美容液で、〝第二の皮ふ〟とうたわれる通り、化粧品の概念を新たなステージに引き上げる機能性が話題となった。

その「ビオパフォーマンス」のシリーズ第2弾として、最先端のヒアルロン酸研究技術を搭載した美容液「SHISEIDO ビオパフォーマンス スキンフィラー」が10月1日に発売された。今回はヒアルロン酸分子の大きさを調節することで、肌への浸透性と保湿効果を両立させる革新的な技術「モレキュシフトテクノロジー」を採用。独自に設計された夜用と朝用の二つの美容液で構成され、夜と朝の2ステップケアで、効果的に働き合い、ハリと弾力のある、潤いで満ちた肌へと導く。

ヒアルロン酸は、さまざまな化粧品に活用されており、分子量が大きいため肌表面に留まって高い保湿効果を発揮する一方、肌の角層内部まで浸透しづらいという課題があった。逆に、浸透性を高めようとヒアルロン酸分子を分解して小さくすると、肌に浸透しやすくなるものの、高分子量で発揮していた保湿効果が低下してしまう。ヒアルロン酸を研究する化粧品各社は長年このジレンマと向き合ってきた。

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