ネットワークビジネスの最大手、日本アムウェイが苦境に陥っている。会員が違法勧誘を行っていたことで、消費者庁から特定商取引法違反で、10月14日から6カ月の取引停止処分を受けたからだ。これにより、新規会員の募集や登録が禁止され、法令遵守体制の整備などを指示された。

米国発のアムウェイは、日本には1970年代後半に上陸。それ以来、組織販売力を生かし、洗剤やサプリメント、化粧品などの消費財から、キッチン用品や空気清浄機、浄水器などの耐久消費財まで幅広く展開。現在、サプリメントの販売では国内で3位の520億円の売上高で、化粧品でも217億円の売り上げでネットワークビジネスではトップのシェアとみられる。

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