痩身効果に空間除菌、さらに産地偽装――。不当表示を規制する景品表示法(景表法)の存在感が高まっている。消費者庁で年初にアフィリエイト広告を巡る検討が終わるや否や、3月16日から景表法全体を議論する「景品表示法検討会」が学者を中心メンバーにスタート。事業者からは「コロナ、さらに戦争での原料価格の高騰など景気が悪化する中、またも規制強化か」と不満と警戒も聞かれる。景表法を巡る歴史と現状、検討の行方を、水面下でのバトルを交えて連載で紹介する。

「ブラジルの1匹のチョウの羽ばたきは、テキサスで竜巻を引き起こすか」。わずかな変化が大きな出来事につながるカオス理論の問いだ。この現象は「バタフライ効果」という名前で知られる。

この情報へのアクセスはメンバーに限定されています。ログインしてください。メンバー登録は下記リンクをクリックしてください。

ログイン