「歩行能力の改善」との言葉をめぐり、サプリメント業界が混乱している。このフレーズで販売する機能性表示食品について、厚生労働省が医薬品的な効能効果を禁じた薬機法違反として「待った」をかけたからだ。製品は次々に「撤回」に追い込まれ、事実上、販売中止となっている。経緯や違反内容も不透明で、1500製品を超え、市場は2000億円規模に成長したものの、今回の撤回を機に制度そのものを危ぶむ声も聞かれる。一体、何が起こり、どうなるのか――。
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