アース製薬は、プロトリーフ、ハイポネックスと3社共同で園芸市場の拡大を目的に取り組んでいるが、その新製品や主力品に関する展示や情報発信するスリークロス園芸パートナー会を10月11日に開催した。

会場では各社の社長が動画でメッセージを発信。アース製薬の川端克宜社長は「コロナの巣ごもり需要もあり、園芸市場は5年間で約100億円と規模を拡大。その中でスリークロスの3社で約20%のシェアを占めるまでになっており、立ち上げ時に設定した目標は達成できた」と語った。

アース製薬が今回発表した新製品の中でも中心商材となるのは「いろいろな植物つよし」および「同粒タイプ」。スプレータイプの「いろいろな植物つよし」は、野菜、果樹、花、観葉植物、庭木などさまざまな植物の虫対策に1本で対応できる。「同粒タイプ」は、土にまく粒剤で植え付け時のみならず、生育途中にも使用可能だ。両製品ともパッケージでは使用用途を分かりやすく表現し使用機会の創出を図る。

月刊『国際商業』2022年12月号掲載