アース製薬は、1月18日、19日の2日間にわたり「EARTH ACTIVATION 2022」と銘打ち、アースグループ方針説明会を品川インターシティホールにおいて開催した。2年ぶり、感染症対策を十分にしたうえでのリアルでの開催だったが、会場にはグループの知見やノウハウを生かした新商品を展示。取引先、メディアが訪れ、担当者の熱のこもった説明に耳を傾けていた。

会場では、川端克宜社長が中期経営計画「COMPASS 2023」についてコメントするショートムービーをリピート放映。「数字ありきではなく、中身が大事。その行動プロセスをシェアホルダーと共有することでアース製薬に対する理解を深めていただければと思っている」と語りかけた。

今回展示した新商品は、予防といった切り口や、自宅で過ごす時間が増えた新たな生活様式に対応したものが多かった。例えば「温包 ONPO Kids わくわくバスボールくまのプーさん」は、同社初のバスボール剤型。水に溶かすと中からプーさんに登場するキャラクターを模し、石けんを使ってシャボン玉で遊べる玩具が出てきて、子どもとの入浴時間を一緒に楽しむことができる。

また、部屋を丸ごと予防空間にするプラグ式虫よけ「MAMOROOM(マモルーム)」は、蚊用とダニ用の2種類を用意。超マイクロ粒子が部屋の隅々まで広がることで蚊の侵入を抑制したり、ダニを無力化することで掃除で除去しやすくする。

そのほか車用除菌・消臭燻煙剤「クルマのスッキリ!」、貼るだけでエアコンの隅々まで防カビ・抗菌・消臭する「エアコンの防カビ貼るタイプ」などを提案した。

月刊『国際商業』2022年03月号掲載