ファンケルは、障がい者が制作したアート作品をふろしきにした「アール・ブリュット ふろしき」(全3品・各1100円)を9月16日、関西エリアおよび福岡県の一部の直営店舗計38店舗において数量限定で発売する。

同製品は、障がい者によるアート作品を社会に発信し、アーティストの支援を行う3団体(アール・ブリュット ふろしき、Able Art Company、アートビリティ)と、ふろしきブランド「むす美」がコラボレーションしたふろしき。

デザインは、既存の美術概念や技巧、流行にとらわれず、湧き上がる衝動のままに自由に表現され、可能な限り原画に近い再現ができるよう最大で15色を使って染めている。鮮やかな発色で光沢のある綿のサテン地を使用。売り上げの一部はアーティストへ還元し、制作活動の支援につなげる。

ファンケルは、「みんな違ってあたりまえ」というダイバーシティのスローガンのもと、障がい者の雇用・活躍の促進に取り組んでいる。1999年には障がい者が一人の社会人として「自立」できるような障がい者雇用を目指し、特例子会社のファンケルスマイルを設立。10 人からスタートした同社も、現在100人を超える従業員が、本社だけでなく、研究所や工場、物流センターなどさまざまな場所で同社グループ内の業務を請け負い、活躍の幅を広げている。