日本中から選ばれた精鋭8人が接客力、提案力を競い合う

「お客様の気持ち、悩みを引き出す機転の利いた会話力、化粧品とサプリメントを組み合わせた提案力が素晴らしかった。お客様の心をつかむキラーワードも多彩で、コンテストはハイレベルで甲乙つけ難かった」

ファンケルの島田和幸社長がこう振り返ったのは、2022年1月6日に横浜新都市ホールで行った「接客ロールプレイングコンテスト」のことである。コンテストの目的は直営店スタッフの接客技術向上で、テーマは「コミュニケーション力を発揮しお客様に寄り添うパーソナルな提案をしよう」である。競技時間は一人10分間で、ロールプレイングの設定は①来店客一人、②20〜60代までの女性、の2点である。「平日18時頃」「土曜日15時頃」など、曜日と時間がアナウンスされると、競技が始まる。参加者は全国約200の直営店で働くスタッフ約1500人から選ばれた精鋭8人。彼女たちの高度な接客技術は、島田社長だけでなく、会場に駆けつけた多くの社員を魅了したのである。


島田和幸社長

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