ファンケルの店舗スタッフが「専門家集団」へと進化を続けている。接客の技術を競うロールプレイングや店装を披露するVMDのコンテストを通じて、全国に展開する212店舗が切磋琢磨と情報共有を強化し、それがスタッフのスキルとモチベーションの向上に寄与している。通販、直営店舗、流通卸とマルチチャネルで展開するファンケルだが、前期から最大の売上げは直営店舗となっている。大きな要因は、インバウンドの恩恵と見られているが、実際は接客や店装といった足腰の強化にあるようだ。

「良質な競争が店舗とスタッフを大きく進化させる鍵だと思います」。ファンケルの店舗部門を預かる山口友近取締役専務執行役員はこう話す。

ファンケル取締役専務執行役員
山口友近

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