コロナ禍による外出自粛やリモートワークの普及などによる人とのリアルの接点の減少といった変化は、美容に対して生活者が求めることも大きく変えた。コロナ禍が3年目となる中でも、新たに需要も確実に生まれている。それらをしっかりととらえ、着実に取り込むことで、定番メニューへと定着させることができよう。今回、ホットペッパービューティーアカデミーが明らかにした「美容センサス2022上期」の調査結果からはその兆しをつかむことができる。

美容室ではカラー・トリートメントの需要が継続

一つ目は女性の美容室における1回当たり利用金額についてです。15〜69歳のデータを取り始めた2016年から利用金額は伸び続けていますが、22年も続伸し7345円と過去最高を更新しました。その背景と考えられるのがカラー利用率で、こちらも17年以降伸び続けています。中でも15〜19歳と20代は金額の増加額が大きく伸びています。

この情報へのアクセスはメンバーに限定されています。ログインしてください。メンバー登録は下記リンクをクリックしてください。

ログイン