東京2020オリンピック・パラリンピック開催に向け、美容サロン業界が活気づいている。選手村内のヘアサロンにおいて美容サービスを提供することになるからだ。提供するのはシャンプー、ヘアカット、スタイリング、編み込みなど美容業務全般およびフェイシャルエステ、ネイル、着付けといったサービスだ。日本の美容技術を世界に発信するまたとないチャンスに期待は高まる。同ヘアサロンを運営するのは東京都美容生活衛生同業組合で、ネイルに関しては日本ネイリスト協会に委託する。
同組合は昨年10月よりスタッフを募集しており、今年1月20日に応募を締め切っている。勤務期間は7月8日~9月9日まで、午前8時30分から午後9時30分までの交代制で、残業もある。一般的なサロンの勤務形態と同様、もしくは少し厳しい活動形態となる。加えてボランティアスタッフとなるため報酬はなく、現場まで行く交通費も自費となる。人手不足が言われる理美容サロン業界からは、なかなか集まらないのではないかといった声もあったが、「1000人以上が応募してくれている」(同組合)状況だという。
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